小林よしのり『「恋愛禁止条例」から「恋愛スルー条例」へ』の連載が完結

   


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4月12日から始まった小林よしのりの連載がようやく完結しました。大体全部で12,500字程度あります。




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最終回より抜粋



一般論として論じるために名前を伏せていたが、渡辺美優紀は

スキャンダルがすでに「スルー」(鬼頭桃菜の件など)に

なった後で、不祥事を起こした。



運営の方針と企業CMの件など、資本主義の要請で謝罪できず、

運営からの配慮ある罰も与えてもらえない。



これは「針のムシロ」に座らされているようなものだ。



最も過酷な罰を受けている最中かもしれない。




田中菜津美が「コロコロ」というネットに流出した

軽薄読モ男の言葉を劇場でいじったのは感心したが、

本来、渡辺はイジラレ役のキャラではないし、

笑顔で反応するだけでも、よく耐えていると思う。



鬼頭のように、ファンの悪口だけは絶対に言わないこと。



今は耐えて、いつも通りの笑顔で、信頼回復の道を

歩まねばならない。



SKEのファンもきっと渡辺のパフォーマンスは

評価してくれるだろう。



わしに対して、「運営のスキャンダルスルーを認めるのか?

運営の犬め!今後、AKBの子たちが安心して男を作るようになり、

AKB全体が崩壊するぞ」と文句を言ってくる者がいるが、

そんなことにはならないから大丈夫だ。



未だに「不文律」の恐ろしさがわかってないようだが、

例え運営が公式に「恋愛は自由にします」と宣言しても

無駄なのだ!



ファンは「偶像」しか見られないし、

「偶像」を見たいという心理がアイドルを

成立させているのである!




大多数のメンバーが、ただちに恋愛や男遊びを始めることもない。







「恋愛は自由にします」という宣言は、

「アイドルを辞めます」宣言になってしまい、

実像・実力・才能だけの勝負になってしまう。




美貌・歌唱力・演技力などで、プロのモデル・歌手・女優などと、

今すぐ勝負できる者がいるか?



だからAKBを卒業した子たちは、大変なのだ。



前田敦子、大島優子、板野友美、秋元才加、篠田麻里子、

河西智美、増田有華、まだまだいるが、

さあ何人芸能界に残るだろう?



卒業したら恋愛は自由だが、実力だけが頼りであり、

もうアイドル(偶像)という下駄は履かせてもらえない。



秋元康がどれだけ協力してやっても、

アイドルなしで生き残るのは相当難しい。







アイドルは「恋愛禁止条例」なしには成立しない。



スキャンダル・スルーは「不文律」の完成である。




(略)



というわけで、「恋愛禁止条例」は永遠だから、

「UGN(ウラギラナイ)48」を作ろうかと思う。





とりあえずまた「UGN(裏切らない)48」を作るようです。








   

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